統合失調症自己的理解概要・対処方法等
統合失調症自己的理解概要
〇統合失調症の人のおおよその人数
・80万人 おおよそ120人に1人 1学級に1人
・アメリカの統合失調症の平均寿命61歳 死因 心臓病 (治療を怠った場合)
・死因要素 体重増加(糖尿病) 身体検査を受けていない 喫煙率が高い
※一番簡単な対処法は、身体検査で異常があれば医師が対処してくれる一番簡単な方法
〇他病気との比較
・アトピー 30万人
・胃潰瘍 50万人
・ガン 150万人
〇統合失調症の症状
・幻覚・妄想・思考障害⇒増加傾向のある症状
・感情鈍麻・思考貧困・意欲欠如・自閉⇒減少傾向のある症状
・五感に対しあるはずのない感覚をありありとリアルに感じる。
・一番多い幻覚は、幻聴であり脳が興奮状態になる事により生じる。
・自分の中の世界でのやりとりだけで外部に興味をもつ余裕がない。
・以前は精神分裂症と称され人格崩壊する。(40年前)
〇統合失調症の解明されている原因
・脳の病気であり心の病気ではない。
・ドパミンの大量分泌
〇ドパミンとは
・やる気を出させる脳内物質
〇病院に行くパーセンテージと自覚症状
・20% 一度症状は出るもののその後正常な生活が出来る人
・10% 悪くなり回復しを繰り返す。
・40% 悪くなり症状は回復するものの正常ではない状態を繰り返す。
・30% 悪くなり更に上を行く悪い状態になりを繰り返す。
〇薬による状態回復の成果
・薬治療をした場合⇒10%の再発率
・薬を途中中断した場合⇒70%の再発率
〇薬の副作用
ドパミンを減少させる為の薬
・ドパミンを減らす事により薬剤性パーキンソン症状
(震える・こわばる・動きが遅くなる・転倒)
・副作用自覚⇒転倒する事が多くなる
・無自覚症状⇒震える
・顔がこわばり表情がなくなる
・便秘・めまい・太る・口がかわく
・高プロラクチン⇒疑似妊娠症状・男女問わず乳汁が出る
・ジキスネジア⇒体の何処かしら動き続ける・チック症状
・ジストニア⇒舌が出る・目が上に行く・首が反りかえる
△薬は毎日飲むのが大変なので薬を飲みたくない等の場合は医師に相談
1か月に1回のみの注射などもある為、患者のニーズにあった処方が可能。
〇ディケア参加の意味
・リハビリの場としての活用
・再発のメカニズムは、ストレスがコップいっぱいになりこぼれ再発するので
ストレス要因は消えないが溜まったストレスを抜く為に通う。
・ストレスのコップを大きくする為・ストレス耐性を強化する為に通う。
・ディサービスに通う基本としてバランスの取れた食事の摂取
・無病者と同一の生活が出来る様にする為の任意練習
・工作活動として病気だけと向き合っている状態から外部に興味を持たせる。
・レクリエーション活動 出かける等 出先でディメンバーとの絆が深まり仲良くなれる
・支援者が居ると言う自覚をもつ
・技術を得る 様々な技術習得可能だが人との接し方を学べる
〇支援方法
・支援をするのに自己犠牲をしてはせっかくの支援もうまくいかない。
・縦横の関係を横の関係にする
※縦の関係⇒上からものを言われてもその場ではYESと返事をしても実際行動に出来ない。
※横の関係⇒同じ視線でものを見てYES BUT法を用いて接する。
・医師に相談 医師だけでは人数に限りがある為様々な支援機関への相談を示す
※ディケアスタッフ・患者同士の支援・地域の支援機関リストの作成
〇気になる症状変化
・眠れない
・急に仕事がしたくなる
※衝動性が増してる状態、仕事に関して焦りが出ている。
ドパミンが大量分泌されている。
その為、衝動に駆られた場合は、医師に相談する。
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